サマーキャンプレポート
行徳支部 一般部 田中 龍太郎
残暑厳しき折、今年もサマーキャンプの季節がやってきました。
場所は栃木県那須郡黒羽町、その町の由諸ある宿、ホテル花月です。
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まずは初日、８月１日は黒羽体育館での稽古です。
黒羽体育館はホテル花月より証書距離がありましたが、ホテルの車を貸して頂き、時間通り到着することが出来ました。体育館はとても広く、大きく、そして暑く…。
まずは全員での基本稽古。普通の稽古組と審査組に別れて行いました。私は審査組です。初日から審査かと、若干緊張しつつも張り切っていました。
サマーキャンプ初参加の私は、大人数で行う基本稽古が初めてなのですが、こんなに壮観なものかと感心しました。しかし、稽古の方は…テンポが遅れたり、左右逆になったりと、正直今一な出来でした。
その後は稽古組と合流し、飯村支部長、加藤支部長からのご指導を受け、スパーリング行って初日は終了です。
二日目、８月２日はランニングからのスタートです。
早朝6:00頃に河原に集まり、軽い体操を行いました。年齢別に走る距離が違うのですが、私は20代の為、10㎞の距離です。10㎞なんてかなり久しぶりでしたが、普段少し走っているおかげか、20代の中では5位になれました。
マラソン後は朝食、着替えてホテルをチェックアウトの後、三島体育センターに移動です。この日もホテルの車を借りました。ホテルのスタッフの方々にはお世話になりっぱなしでした。
さて、この日から審査本番です。私含む審査組は柔道場に移動し、まずは基本稽古です。
移動稽古がまた難しく、逆の構えになった時に左右間違えたり、普段使わない後ろ回し蹴りが上手くできなかったり、初日同様今一な出来でした…。
そして稽古はスパーリングへと進みます。名前を呼ばれ、挑みます！初戦の古舘さんからは、鋭いハイキックを見舞われました。2戦目の伊佐さんからは、痛い左ボディを喰らいました。3戦目のイアンさんからは、顔面にもボディにも沢山撃ち込まれました。皆さん、白、青帯なのにとても強く、そして個性的な方々でした。熱中症で倒れる人もいる中でしたが、とても刺激的で、楽しく稽古が出来たと感じています。
最後は塾長から直々に、早朝マラソン5位入賞の品と、「お前はいい奴だ」とお声をかけて頂きました。そして集合写真を撮り、解散です。
終わってみると、緊張の糸が切れたのか、物凄い疲労と睡魔に襲われ、帰りの電車では皆熟睡していました。しかし、沢山の汗を流し、沢山の人と出会い、久しぶりに青春を感じていました。また腕を磨き、また皆さんと切磋琢磨したいです。
初めてのサマーキャンプを経て、私はまた、来年の参加を決意しました。