バナー

サマーキャンプレポート

関西本部 ビジネスクラス 平山 多朗

押忍。昨年夏に関西本部に入門し、空道歴まだ1年程度ですが毎週ビジネスマンクラスで汗をかいております、平山多郎です。今回、はじめてサマーキャンプに参加させていただきましたので、その内容を報告させていただきます。

8月29日(土)朝、関西本部に集合し、先輩の高級車で快適な三重県伊賀への道を楽しみ、午後1時くらいに、宿泊地のサンピア伊賀に到着。サンピアから少し離れたぶどう交流会館いきいきに移動し、最初の稽古です。

まず、塾長から、本数を多めでみっちりと基本の指導がありました

足の返し、腰の回転等、多くのポイントを指導いただきました。私のように年数の浅いものにとって、塾長から間近で直接指導いただけるのは、とてもうれしくありがたい経験でした。(二日目の写真撮影では、私は、たまたま塾長の真ん前で、背中に手をおいていただき、幸せな顔で写っているはずです。)

その後、目慣らしの軽い対面シャドーでスタートして、マススパーを数本。

続いて、技術セミナーで、小川先生から、「片襟片袖の投げ」「片襟をとっての締め」の説明がありました。空道の投げは、同じく着衣である柔道と近いと感じていたのですが、「(柔道では背中から落とすだけだが)空道ではうつ伏せに倒す方法もあり」という点、まさに目から鱗、でした。

夜は、ビュッフェスタイルの食事や温泉入浴ののち、部屋で先輩方と懇談しました。同じ道を志す先輩方とは、好きな映画、漫画、過去に見た格闘技の試合などでも様々な共通点があり、あっという間のひとときでした。

翌8月30日(日)早朝は、ランニングと体力トレーニングです。ランニングでは、48歳以上の部で、四位に入賞、賞品をいただきました。(私よりもっと前にゴールした方も何人もいたように見えましたが、私の気のせいかも。)

午前の稽古は、移動稽古でスタート。その後、加藤選手の技術セミナーでは、肘を使った打撃を数パターン教えていただきました。私は、「肘は、競技においては殆ど使えない」という思い込みがありましたが、競技ルール内でも肘は大変な破壊力を持つ武器であることがわかりました。最後は寝技スパーでした。

二日間を通じ、空道技術の幅広さ、、奥深さ、頂の高さをあらためて感じたサマーキャンプでした。また、サマーキャンプ中、昇級・昇段審査が行われましたが、間近で先輩方の昇段に向けた厳しい闘いを見て、いつか自分もその域まで昇っていきたい、と強く感じました。

今回、関西本部内の先輩方と交流を深めることができたのも収穫でした。まだまだ先輩方とは違い、他の支部の方々との交流は少ないですが、来年のサマーキャンプや、さまざまな機会で「人と結びて有情を体し」ていきます。東塾長はじめ、サマーキャンプの準備に尽力された事務局の皆様、ご指導の先生方、そして関西本部の辻村先生、諸先輩方、本当にありがとうございました。

このページのトップへ