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サマーキャンプレポート

中部本部 一般部 佐藤 迅

押忍!中部本部、白帯無級の佐藤です。

この度、初めてのサマーキャンプそして昇級審査を受けるために参加させて頂きました。

目的地の伊賀へは寺園先輩の車に乗せていただき、のんびりと疲れずに行くことが出来ました。

僕は忍者や芭蕉を想像し、山奥の苔生した宿に、崩れかけた土壁の15人一部屋で布団無し、練習場はささくれ立った床の講堂でひたすら基本稽古と筋トレ、ランニングは景色が変わっているのかどうかも分からないほど草木の生い茂った森の中を延々と走るというキャンプを想像していたのですが、実際には綺麗な大浴場にふかふかの布団でホッとしました。ここに練習場が付いていれば完璧だったのですが、『武道交流館 いきいき』は車で30分ほど離れた場所にありました。

キャンプの参加者は200人ほどで、この人数で稽古を行なったらさぞ暑苦しいだろうと思っていましたが、天気が悪かったおかげで、僕の通っている道場ほどは暑くなく、幸いでした。

練習では、パンチラッシュしてくる相手の対処法や、スウェーバック、ウィービング等を支部長、先輩方に教えて頂きました。

その後ホテルに戻り、「いただきます!」や「乾杯!」ではなく「黙想!……いただきます。」での食事開始。

食事は揚げ物中心のバイキング形式で、平均年齢の高い大道塾ではありますが、どんどんと料理が減っていき、補充が間に合っていませんでした。

食後はすぐにお風呂に入りました。ゴツゴツとしたおじさん(先輩)達とのお風呂。漫画「テルマエ・ロマエ」を思わせる光景でした。ゴツゴツおじさんの集団は気持ち悪かったですが、お風呂は天然温泉で、とても気持ち良かったです。

2日目はいよいよ昇級審査。少年部の審査の様子を見て和みながら、こんなにリラックスしすぎていいのかと思いながら順番が来るのを持ちました。

審査直前には先輩方から「死ぬ気でやれ」「やってみれば何とかなる」等の声をかけていただき、とても心強かったのを覚えています。しかし、結果は散々なものでした。

相手をしていただいた色帯の先輩の体は、壁を殴っているような感触。時折、飛んでくるバットで殴られた様なローキック。体力、技術全てにおいて未熟であることをヒシヒシと、十二分に、痛切に…思い知らされました。

帰り道では寺園先輩に、四日市名物の「とんてき」を御馳走になり、合宿の疲れが取れました。しかし、昇級審査のローキックの痛みはさすがに取れませんでした…。

レポートを書くのが苦手で小学生の宿題作文のようになってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました。

次の機会には空道、レポートともに実力をつけて臨みたいと思います。

サマーキャンプとても楽しかったです。有り難うございました。押忍!

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