レポート大橋邦章(角田)1級

押忍
8月10、11日に行なわれた全国合宿に初めて参加させて頂きましたが、とにかく「あつい」その言葉に尽きる2日間でした。
まず気温が高く「暑い」。阿字ヶ浦に到着してまず感じたことがまさに「暑い」。一緒に参加した角田支部の方々もしきりに言っていました。東北育ちの我々には少々つらいようです。
そして人が「熱い」。
東塾長をはじめ普段は穏やかそうな方々も稽古が始まると目付きが変わり、その熱気にあてられこちらまで熱くなってくる感じを憶えました。

さて稽古初日ですが、高い気温を考慮して頂き昇段審査を2日に分けて行なわれることになりました。昇段審査を受ける自分にとってはありがたかったです。
基本稽古、移動稽古、投げ技等々とやりましたが日頃の稽古のおかげで難無くこなすことができました。さすがに体育館の床での受け身は少々痛かったですが・・・。
初日の審査終了後には全国の猛者達とのマススパーに参加、様々なタイプの方がいて、構え、フェイント、距離の取り方等試行錯誤しながら稽古しているなと感じ良い勉強になりました。

そして問題の2日目。
自分は昇段審査で8人組手です。
最初は寝技の審査で緊張感はあるものの比較的穏やかに進んだのですが、組手の審査が始まると急に空気が一変し、殺伐としてきました。
鬼気迫る組手に情けなくも少々呑まれてしまいました。
そしてあえなく8人組手失敗。
ここにきて精神面の弱さを露呈してしまいました。反省です。

昇段審査は不合格に終わりましたが、会うことさえ難しい全国の各支部長、塾生の方々と接することができ、とても濃密な2日間を過ごすことができました。この経験を今後の稽古、日々の生活に活かし精進していく所存です。
最後に御指導頂きました東塾長をはじめ各支部長、裏方で奔走された事務局のみなさま、本当にお疲れさまでした。また次回も仕事の調整をして参加させて頂こうと思います。
押忍

2013.9.6更新

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