13サマーキャンプの感想について坂本明(盛岡)(参段)

恒例の合宿(サマーキャンプ)お疲れ様でした。
今回の合宿は、参段の昇段審査を賭けた、勝負の合宿となりました。
昇段審査を受験するきっかけとなったのは、(1)狐崎先生から、「そろそろ参段はどうだ。」と言われていたことや、(2)他の支部の塾生が昇段していくのを見ていて、「やっぱり昇段した方が格好いいなあ。」と、何となく思ったことからでした。

受験するに当たって、真っ先に思ったことは、「阿字ヶ浦は暑い(熱い)べなぁ〜」でした。自分は、審査でバテないように、とりあえず、稽古に出れる日は出て、出れない日は基本と体力を行いました。しかし、それだけでは足りず、狐崎先生から、「ランニングしろ。」と言われ、審査の1ヶ月前からランニングを開始しました。
自分は、ランニングをするのは、1年振りで、最初は、10分間走っただけでも、息が上がって、翌日は、足の裏が痛くなって、大変でした。日を重ね、徐々に走る時間を延ばすことによって、合宿の数日前には、30分間走ることができました。何か、走ることを続けていたら、ちょっとですが、おなか周りが減って、顔の丸みが取れたような感じがしました。

合宿の初日、前日の豪雨で増水した北上川を見ながら、「道場が浸水しなくて良かったぁ〜。」と思いながら、阿字ヶ浦に出発しました。盛岡から南下するにつれて、気温が上昇し、福島辺りでは、「34度」を示していました。自分は、「やばい、こんな気温で審査をやったら死んでしまうよ〜。」と思い、ひとりで、いろいろ考えていたら、車は、阿字ヶ浦に到着しました。外に出たら、オアシス(車)に戻りたい気分でした。
合宿先の体育館は、屋外より、熱気と気温で上昇していて、そこにいるだけで、汗が噴出していました(「こんな暑いところでは生きていけない。」と自分の体のイエロー信号が点滅していました。)。

稽古は、はじめに、基本をみんなで一緒に行い、その後、審査組と練習組に分かれて行い、自分が参加した審査組の初日は、移動と受身と投げの確認を行いました。
稽古後、宿泊先に到着し、宿泊先の美味しい夕食(魚中心)を見ながら、「ビール飲みたいなぁ〜。」と思いながら、冷たい水を飲んでました(今回は我慢しますが、次回行ったら必ずビールを注文します。)。その日の夜は、翌日のことを考えて、10時ころには就寝しましたが、なかなか寝付けませんでした。

翌日、起床後、目を覚ますために、シャワーを浴び、美味しい朝食を食べ(干物が美味しかったので、ご飯をお替りしました。)、いよいよ、体育館に向かいました。
稽古は、昨日同様、はじめに、基本をみんなで一緒に行い、その後、審査組と練習組に分かれ、審査組は、寝技の確認と連続組手を行いました。
連続組手は、久しぶりで、どう戦おうか悩んでいたら、狐崎先生が、「前に出る組手をしろ。あとは気持ちの問題だ。」と言われ、自分も昇段したい一心で必死に組手をしました。その甲斐あって、昇段することができました。

今回の合宿は、自分にとって最も記憶に残る熱い(暑い)合宿だったと思います。
また、昇段審査合格は自分ひとりの力ではなく、狐崎先生のアドバイスや、若林師範代や支部の仲間の協力があっての合格だと思いました(自分ひとりでは無理です。)。
今後も、盛岡支部のために、いろいろ協力し、盛り上げるよう、がんばって行きたいと思います。
最後に、狐崎先生、車の運転や、いろいろ準備(氷は助かりました。)をしていただきありがとうございました。
押忍

2013.9.5更新

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