ブルガリア遠征 第一回空道ヨーロッパ大会

ヨーロッパ大会・・・ブルガリア、他廣井健(川崎支部)

画像提供:日進支部神山支部長

レストラン前
レストラン前

海外選手・・・基本的に丈夫。試合に出た選手と審査に参加した選手からの印象です。試合場はでかい体育館。バレーボール、バスケをやるような体育館で板間のフロアーにジョイントマット一枚(一段)だけ。投げでのダメージは大丈夫?という感じでしたが、海外選手は誰も文句を言わず。御当地ブルガリアの塾生は板間で投げまでしているそうです!!!

大会ですが、選手の技術は日本と比べると1,2回戦は低く、体力、体格勝負のような展開でした。ただ、日本で見る戦いとは違いアグレッシブル。前へ出るスタイル。身体指数があがるごとに殴り合う印象を持ちました。殴り合っていて、顔が横向いたパンチにも倒れない。腕の長さにも注目です。体格も日本の選手より同じ階級でも一階級上の体格のような筋肉。ギリシャのフック主体の選手は、自分の左右のフックに勢いがつきすぎて下半身がついていかず、よろめくシーンが何度かありました。パンチが当たっているのに、打った本人が倒れる珍しい現象もありました。カザフスタンの選手は全員小柄。顔も日本人に似ているし、体つきも筋肉などはそれほどでもない。しかし、体の使い方が上手く、戦い方も日本人のようでした。審査会でも、二周り違う相手にもグランドで対応していたのには驚きました。試合全体として技術は日本よりはやや劣るかな、という印象ですが、それを上回る気持ちの入り方、体力、体格の丈夫さを感じました。

ブルガリア、他での生活・・・言葉の通じないもどかしさを感じました。例えば計量での細かい説明。スペイン支部の横井支部長やフランス支部で選手でもある土田支部長には大変お世話になりました。審判時も同じ。車での移動が多かったのですが、時間通りに車は来ません。3時頃の配車が5時に来る。のんびりした性格。日本がセカセカしすぎなのでしょうか?周りの建物も一部作りかけなのか、解体中なのか、廃虚なのかわからない。あるいはのんびりした性格で資材の納期を気にしておらず、作りながら朽ちていく、みたいな感じ。ブルガリアの物価は日本の10分の1とのことでしたが、そのようには思えない店やそれ以下でしょう、というテント風な店まで色々。

試合後のパーティー。ここで初めてブルガリア料理なのかな?乾杯はワイン。返杯もワイン。もちろん、ジュースもビールもあったけど、全部ワインだ。試合翌日の審査会後、ブルガリア支部長、ディンコ支部長、他スタッフの方々のもてなしでブルガリア料理のレストランへ(1次会)。そして、カラオケ・・・はなくピアノ、バーへ。おしゃれなお店。神山支部長のピアノ演奏!!に始まり(聞けば、子供の頃習っていたそうだ、カッコイイ)、皆でのダンス、ダンス、ダンス、締めは山田支部長のライト、パフォーマンスからエアーギターショー。最高な、一日でした。昔の合宿を思い出しました。

翌日には、大会にも来賓として来ていただいた日本大使館の竹田大使を表敬訪問。緊張しました。交通ですが、基本的にタクシーはかなりスピードを出す。クラクションもよく鳴らす。運転手さんは怒っているのかな?という印象を持ちました。

終わりに・・・合宿が1泊2日と短くなった中で、大道塾の塾長、事務局長初め諸先輩支部長皆様と7日にわたり御一緒できたことが何より良かったです。有難う御座いました。ブルガリア支部の皆様、関係各所の皆様、有難う御座いました。

P.S.・・・写真がなくてすみません。

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