ブルガリア遠征 第一回空道ヨーロッパ大会

第一回ヨーロッパ大会山田利一郎(新潟支部)

画像提供:日進支部神山支部長

ギリシャにて
ギリシャにて

塾長夫妻、高橋師範、長田支部長、神山支部長、廣井支部長、友次支部長の皆様に同行し、成田空港からの出発でブルガリア共和国(首都 ソフィア)において開催された第一回ヨーロッパ大会にいってまいりました。

久しぶりの遠征で(6,7年前のロシアのウラジオストック以来)少し緊張気味なところに、長田支部長と「当日打ち合わせ無しのルール説明」でお手合わせする事になり、約14時間の機内は、出場を待つ選手の控え室のようで現役時代の当時を懐かしく思い出していました。しかし、このルール説明のおかげで肩の力が抜け、緊張することなく審判員を務めることが出来、誠にありがたく思っております。

さて、試合においては、外人選手特有のパワーやスピードに溢れ、どれを取っても大変素晴らしい展開でした。そのなかで一際目立った戦いは、間合いを取り、攻撃のタイミングを上手く合わせる、基本的な攻防が身に付いた選手が勝ち上がっていたように思います。しかし、まだまだ荒削りの部分が多く「空道競技」を知らない選手がほとんどですが、このヨーロッパ大会の経験によりあと2,3年もすれば日本勢にとって脅威となるのは明白です。 現在、日本勢に大きく立ちはだかるモスクワ支部のメンバーと混合で審判を務めるにあたり、幾分か戸惑うかと思いましたが、まったく「違和感」がなく始終円滑に試合を進める事が出来ました。しかし、この「違和感」がないという事はモスクワ支部の強さを表していると、身をもって感じた次第です。

ともあれ、第一回ヨーロッパ大会を無事に終え、参加出場の皆様方と親交を深めることが出来、この素晴らしい「空道」の普及が又一段と進んだものと確認しました。

最後にこの機会を与えて頂いた塾長、奥様、誠に感謝しております。同行した支部長の皆様方とまたご一緒に遠征できる日を楽しみにしております。
押忍

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