TOP > 高橋英明

ドイツ遠征記

7月9日(金)の朝9:35発のルフトハンザ航空直行便で、塾長と二人で独フランクフルトへ。フランクフルトには定刻の14:00に到着。空港には、今回のセミナー及び交流試合の全ての段取りをつけてくれたトーマスと、既に到着していた事務局長と由美子嬢が迎えにきてくれました。

翌10日に、セミナーと審判講習を行った後、11日に第1回ヨーロッパ交流試合を行いましたが、今回の遠征の目的のひとつは、ワールドカップや次の世界大会に向けた審判の育成にあり、フランスの土田支部長をはじめとして5名がライセンスを受験しました。土田支部長には、実技試験として交流試合の決勝戦を含む主審を担当してもらい、このあと筆記試験も順当に行けば、日本とロシア以外ではじめてのS級審判員となるはずです。大きな大会では、5名の審判団の中の3名を日本とロシア以外の国の審判員が務めることが理想ですが、ワールドカップには間に合わないとしても、次の世界大会までにはそうしたいものです。そのためにも、この後は年に2回程度、海外遠征に同行させていただこうと思っています。次は10月末のブラジルとメキシコが候補となりそうです。

今回は、日本から大勢が参加しました(渡辺慎二支部長、小川英樹支部長、佐藤繁樹支部長、平安孝行選手、田中洋輔選手)ので、セミナーや交流試合、食事、ドイツビール、夜のお楽しみについては他の方々に譲ります。フランクフルト郊外の小さな街に宿泊し、素朴できれいな所だったので、この土地を紹介します。

ホテルは、セミナーと試合の会場の近くのAstheim(発音は、アストハイムとアスタイムを足して2で割った感じ)にある、家族経営の小さなホテルでした。周辺は、北海道を思わせる畑と牧場と森が広がっているきれいなところです。到着後、夕食に出かけるまで、地図がないなか2時間ほど周辺を散策し、まずだいたいの土地勘を得ました。
翌日からは、朝食前の1時間半程度、小鳥のさえずりと朝日の中、森の中を散歩しましたので、いくつかの写真を紹介します。

朝もやの中のAstheimの街

朝もやの中のAstheimの街

散歩道を流れる小川

散歩道を流れる小川

牧草地の中の散歩道

牧草地の中の散歩道

ゴルフ場を思わせるような林と草原(遠景は、Astheimの街)

ゴルフ場を思わせるような林と草原(遠景は、Astheimの街)

コウノトリを十数羽見かけました

コウノトリを十数羽見かけました

牧場にはたくさんの牛たち、草を食いちぎる音がすごい

牧場にはたくさんの牛たち、草を食いちぎる音がすごい

宿泊したホテル

宿泊したホテル

Astheimの街

Astheimの街

人を知るのと同様に、その土地を知ることは大事なことだと思いますが、ドイツでは今までは都市にしか宿泊したことがなかったし、何か機械的で硬い印象を持っていたので、今回はドイツの良いところを改めて認識することができました。また、トーマスも、何から何まですべてをいやな顔一つせずやりとげ、その上、試合も-270級で優勝し、ドイツ人の良い所を見せてくれました。

12日(月)の午後に、全員一緒にフランクフルトを発ち、13日(火)の7:30に成田着。私は9:45には会社に出ましたが、ちょっと会社を空けただけでいろいろと難しいことが起こっており、普通の日とかわりなくしっかりと仕事をしました。

高橋英明(新宿支部)

このページのトップへ

本サイトに掲載の記事・写真等の無断転載を禁止します。
Copyright(C) KUDO ALL JAPAN FEDERETION DAIDOJUKU. all rights reserved.
このページを閉じる