サマーキャンプレポート犬塚正(日進)

押忍 日進支部の犬塚です。
入門のきっかけは2年前の忘年会シーズン。
見知らぬ酔っぱらいがところ構わず周りの人に絡んでいる状況に巻き込まれ必死で相手を抑えこみ、お巡りさんが駆けつけてくれた時にどうやって押さえ込んだか記憶も曖昧で息が上がり、手足が震え、全く余裕の無かった自分に気づいた時でした。

サマーキャンプ会場への長距離移動で若干疲れはあったものの、時間通り会場に到着し初参加の心地よい緊張感の中稽古が始まりました。
基本稽古を終えた時には滝のような汗をかき、自分は昇級審査のメニューに参加し各先輩支部長の方々にポイントを絞った説明や指導をいただき、充実した練習ができました。
他支部の方々とのスパーはとても新鮮で当初の硬さもほぐれつつ、帯上の先輩にアドバイスいただきました。

2日目。寝技の稽古後、武道場にあった冷蔵庫に入ることができたらどれほど幸せだろうと思いつつ審査会突入。
昇段審査をうけられる先輩の立ち技,組み技の相手をさせていただきました。普段の生活で自分より大きな人はあまり見かけないのですが、相手の先輩は自分より2回りくらい大きく、こんなに見上げて組手をするのは初めてでした。
立ち技で効果1,組み技で効果2を取れたものの、自分自身の当面の課題が明確になったことが収穫でした。

閉会時、最後尾に並んだ私は、集合写真撮影という新手の移動稽古かという程前後左右に動きまわり、体力を使い果たし、バスに乗り込みました。
初参加で自身の硬さはありましたが得るものが多く大変満足できる内容でした。
なにより諸先輩方が一心不乱に稽古に打ち込み、自分よりはるか年長者の方々が日々修練されて強さを維持されていることに感銘を受けたサマーキャンプでした。今回明確になった課題に取り組んで参ります。
押忍

2013.8.23更新

このページのトップへ