2013年 大道塾全国合同サマーキャンプ 参加レポート松田光亮(新宿)

押忍、新宿支部の松田です。
自分にとりましては4回目、阿字ヶ浦では2回目となる今夏のサマーキャンプに参加させて頂きました。

今回は全国合同開催という事で、全国から参加された各支部の多くの方々と交流できる貴重な機会。
緊張しつつも期待に胸を膨らませて、集合地の阿字ヶ浦クラブへと向かいました。
無事に到着し、稽古場所となる高校の体育館で受けた最初の衝撃は、参加者数の多さ!
どこを見ても空道着の青白青白・・・、そして体育館がビリビリ振動するほどの全員での掛け声に技を出す度に軋む床、壮観を超えた衝撃でした。
そして続けての衝撃は猛烈な暑さ!
今夏の酷暑の厳しさに加え、参加者一人一人の鍛え上げた体と空道への情熱から発せられる熱気が集中し、体育館内は凄まじい暑さに。これまでの人生で最も大量の汗を流しました。
しっかりと水分補給をしつつ稽古は進み、グループ毎の技研では打撃の基本とコンビネーションの組立て方を学びました。 基本の構えから技を出しまた構えにしっかりと戻る事の大切さ、対角線で組立てるコンビネーションと、その逆を突くパターンでの組立てなど、空道の奥深さと幅の広さを実感でき大変勉強になりました。
また最後の連続組手では、他支部の様々なタイプの方と手合わせすることができ、自分の長所短所をより理解すると共に、様々なスタイルへの対応についての発見と経験を得ることができ、とても実りある稽古となりました
。 夜は宿のボリュームたっぷりの食事でお腹満腹、部屋に戻ってからは懐かしき修学旅行時のような雰囲気で盛り上がり、最後は稽古の心地よい充実と疲労で前後不覚、朝までぐっすりと眠ることができました。

二日目の稽古も前日からの猛暑と参加者の熱気で館内の気温はグングン上昇、こまめに水分補給をしながら稽古に取り組みました。
技研では投げの基本と寝技の応用を学び、投げでは相手の懐に入る際の足位置や釣手の持ち方などポイントの一つ一つを丁寧に教えて頂き、寝技では前襟を使っての絞め技と関節技との複合技やマウント状態を維持したまま極める腕ひしぎ十字固め等をご教示頂きました。
そして最後は寝技の連続組手を行い、終盤には連続して支部長の方々と組手をさせて頂くことができ、相手の上に乗った際の重心の置き方や極めるまでの流れの作り方などを体感することができ、前日に続き大変貴重な経験を積むことができました。
組手終了後は昇級・昇段審査を見学させて頂き、猛暑の中激しく闘う受験者の皆さんから大いに刺激を受け、特に同じ支部で初段への昇段組手に挑んだ八幡さんの激闘を目の当たりにし、入門以来の目標である黒帯取得に向けて自分も頑張るぞ!と最後に改めて決意を強め、今夏のサマーキャンプを締め括ることができました。
今回のサマーキャンプで学んだ事をしっかりと持ち帰り、参加できなかった方々に伝え共有し皆で切磋琢磨して修得に励みたいと思います。

最後に、東塾長始めご指導頂きました各支部長の皆様、細やかなお心遣いを頂きました事務局長始め事務局の皆様、今回参加された全ての方々に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。押忍。

2013.8.26更新

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