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サマーキャンプレポート

滝川同好会 一般部 本田 壮右

7月11、12日の二日間、北海道新得町で行われるサマーキャンプに参加した。
一昨年と合わせて2回目の参加となる。黒帯取得が目標の私としては必要不可欠な参加であると同時に、所属している同好会が小規模で人的交流が少ないことから、他支部の先輩からご教授頂ける又とない機会であり、技を盗む?意気込みで参加した。

サマーキャンプ2日間は全道的に今年の最高気温となり、北海道の中央、内陸部に位置する新得町では、最高気温は36度になっていたらしい・・・。

らしい・・・というのは内地出身の私の正直な実感で、むしろ30度超えていたのか?と思えた。気候も然ることながら、スポーツに理解のある新得町のご支援のお陰で快適に過ごす事が出来た。

初日の稽古は講習会であった。技の説明を受けた後にマススパーで実践する形式である。主に打撃を返してからの組技系であったが、打撃からの移行が不得意な私としては大変ありがたい内容だった。どれも実戦に即していて、習得出来れば大きな戦力になると実感したと同時に、やはり技は日々進化しており、貪欲に吸収していかないと、取り残される思いを強く持った。出稽古や他の格技者との交流を積極的に実施していきたい。

宴会では様々な職業の方から業界の裏話的な事も聞けて大いに盛り上がった。
世代に関係なく新しいことを知って驚き、お互いが既知のことであれば共感し、正に道場訓にある『人と結びて友情を体し』の実践であったと思う。

2日目の審査では、審査という場でありながら、東塾長が基本の技を解説、時には場を止めて一人一人に丁寧に教えて頂いたのが印象に残った。

私は打撃系格闘技の経験が無く入門したため、自分の中でも基本を大切にしていたつもりであったが、先生に直接教えて頂いた中で基本の奥深さに改めて気づかされ、理解が不十分である部分や勘違いしている部分を知ることが出来た。日々の稽古に生かし、基本の習得に努めたいと思う。

今回のサマーキャンプを通して、前回から成長できた部分、まだまだ足りない部分を知ることが出来き、新たな課題を見つける事ができた。これはやはり他支部の塾生との交流の場があったからこそだと思う。今回の課題の到達度と新たな目標の発見のために、来年もぜひ参加したいと思う。

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