イタリア遠征
イタリア遠征記加藤清尚(行徳・東中野支部)

5月24日より29日迄、イタリアセミナー、審査会を行う為、東塾長・事務局長に、飯村吉祥寺支部長と同行させて頂きました。

5月24日

5月24日、早朝07:30成田空港に集合し、搭乗手続き後にラウンジのレストランにて、恒例のビールで乾杯。
その後、イタリアのローマ迄11時間のフライト。
ローマ着後、ミラノ行きに乗り換えて夕刻6時頃にミラノ着。

5月25日

昼過ぎにイタリアリッチ支部長がホテルに迎えに来て、車にてセミナーを行うクレモナへ移動。クレモナはヴァイオリンが有名で、名器を産みだした有名な工房や国立音楽大学等があるとの事。
夕方5時半よりセミナー開始、総勢50名程でイタリア以外にも、オーストリア、スロバキアからも参加していた。セミナー内容は準備運動から基本まで、東塾長が詳しく説明をしながら行った。総じて手技は上手くありませんでした。
その後、手技の移動、足技の移動を説明しながら、反復。皆構え自体クセが抜けてないのでフォームも良くなく動きも拙い感じがするのですが、皆真剣です。説明を聞く時も一生懸命さが伝わってきます。
基本移動の後は柔道の打ち込みの説明と練習をやり、総計3時間半のセミナー終了。

5月26日

午前10時からセミナーと審査。
前半2時間は、塾長が審査の組み合わせで指導出来ないので、飯村支部長と二人で基本の後、対人稽古で、対パンチ、対蹴りへのディフェンスとカウンターの指導を、させて頂きました。皆上手くはないのですが、パワーのある選手も見受けられたので、フォームがもっと良ければパワーもいかせるのにと思いました。

そして後半は審査へ。今回昇段審査を受ける者が多くいたので、2面コートで進行した。
印象はレベル的にはまだまだです。連続組手でも苦しくなると自分から休もうとマスクを脱ぐ者や、攻撃力はあるのに相手の良いパンチや蹴りを受けると手数が出なくなる者等、組み技、寝技のレベルももっと上げなければならないでしょう。しかし、これから欧州各国との支部交流により研鑽を重ねてレベルが上がることが考えられます。

5月27日

ミラノに戻って一日フリー。
商店街を見て回ったり、土産を買ったりオープンカフェで食事したりで過ごし、夕方、塾長夫妻と共に世界遺産に指定されているドゥオーモ大聖堂を訪れました。壮大な建築物に圧倒されました。
その後、地元で有名なレストランで食事しました。

5月28日

帰国 12時間のフライトで成田へ

今回自分にとっては2度目のイタリア支部指導でしたが、(前回は‘04年に前任の支部長の時に訪れました。)とても良い経験をさせて頂きました。実際に訪れてみて、空道の欧州における広がりを体験でき又現地の塾生の熱意に触れ、これからの展望も大いに期待が持てると感じました。
今回、東塾長、事務局長には大変お世話になりました。ありがとうございました。又全日本終了直後に拘らず同行してくれた飯村支部長お疲れ様でした。
以上で自分のイタリア遠征記終了です。

加藤清尚(行徳・東中野支部)

更新日2013.6.7

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