ウクライナ遠征随行記東由美子

東由美子「ウクライナ遠征随行記(長編)」

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4月25日雲り 16℃ 東京より暖かい

<セミナー初日>

185:30起床。各自、ホテル内のトレーニングルームなどでウォーミングアップをされた模様。塾長も、メールやりとりと部屋でのアップ等、いつものようにこなし上機嫌。10:30集合。
11:30 準備を整え会場(体育館)に入ると、150名が整列していました。女子・少年少女も2割程度と、かなり多いです。私は、塾長から事前に、「冒頭挨拶はロシア語だけでなく英語でもやるように」と宣告を受けていたので身構えていましたが、英語話者はほんの一部のみということなので、コノネンコ師範代が、自らのスピーチ、セミナー中のロシア語通訳、指導、の全てをこなされました。(本当におつかれさまでした。)

21準備運動、基本の後に、休憩を挟み、塾長の指導に続いて、コノネンコ師範代、田中さんによる各々のテクニック指導といった流れの2.5時間です。セミナーに参加していた塾生の皆さんは、テクニックを披露する毎に、全速力で正面に集まって前に前に出て見学したり、誰かが指導に回ればすぐに集まりその塾生への指導を熱心に見ていたり、皆さんの学ぶ貪欲さと意識の高さがとても印象深かったです。退屈そうにしているちびっ子塾生はウクライナにもいましたが、写真を撮りに行くと、照れながらまじめに練習をしている風を装ったりするのでとても愛らしいです。

<パパラッチ>

10分間の休憩時間や、セミナー終了後には、「我先に!」と皆さんが、塾長、コノネンコ師範代、田中さんの周りに駆けつけてきます。写真に始まり、サイン、コノネンコ師範代はそれに加えて随時通訳も、といった様子で大盛況で、一瞬にして囲まれてしまい、長蛇の列になっています。指導中・休憩中通して、ロシア語で会話できるコノネンコ師範代はおしなべて万人に人気の様子。田中さんは女性・少年少女に人気の模様。塾長も負けじと、少年少女との写真は笑顔で写真に応えたり(笑)、女性からの写真も優先的に承諾したり(笑)といった様子でした。写真とビデオ撮影に徹していた私も大忙しでしたが、そんな姿を追っかけながら、ニヤニヤしながら女性の塾生と塾長との写真を撮ったりと、楽しんでいました。

<〜ウォッカ章・第一幕開幕〜 セミナー後のランチ >

14:00 一回目のセミナーは大盛況で終了。塾長が、軽めのランチが、ということで、チャイニーズを希望。
15:00 セミナーにも参加した、キエフ支部後援者のサーシャさんに昼食に招いて頂きました。ここでは、セミナーに見学に来ていたモデルさんのような綺麗な女性、その他の女性の塾生の話に花が咲きました。というのも、道着の下にTシャツではなくブラトップの女性が数名・・・。とても可愛い方々ということでも驚きました・・・。
軽めの満腹まで堪能したのち、順番に自己紹介。上述の話で盛り上がった後でも、皆さん真面目に空道愛を語っていました。私は冒頭「事務局長の代わりに塾長の監視が主なミッションで・・・」と始めると、塾長に「密使だ!」と言われるだけでなく、コノネンコさんにも「先生、なんで由美子ちゃん連れて来たんですか!!」と言われる始末・・・。おそらく、この次に、「(羽を伸ばして、自由行動できないじゃないですか・・・!)」だと思います。(コノネンコさん、すみませんっ。(笑))私は明らかに劣勢でしたが、「・・・いいもん、一人でがんばるもん」と、気持ちを新たに。
ここで今旅初、ウォッカ章の始まりです。ロシア語でいう「“ドカンツァ”」だそうです。まさにっ!という言葉の響きです。田中さん(多)、サモヒン支部長(少)、私(少)を除いて皆さん4〜5杯は飲まれたかと思います。サモヒン支部長も普段は飲まない方なのにも関わらずがんばって飲んでいて、本当に塾長と空道に信服されているんだなぁという、熱さが伝わってきました。

<ペチェルスカヤ大修道院>

腹ごなしに観光に出ます。格式高い修道院だそうで、大変厳粛な空気に包まれています。女性も髪の毛をストール等で覆って入らないといけないようです。そんな中、厳々しい雰囲気に包まれたミサまで見学させていただいていると、わずか10分程で、塾長を始め皆でお手洗いを探し始めることになります。ビールにウォッカと散々飲んでいるので当然な流れです。ところが、「敷地内では、すでに閉めてしまっているから無い」ということで、一行は大急ぎで次のカフェ・バーのようなところへ向かい、一息(=一杯)つくことになります。

<Barへ駆け込み、休む間もなく再度の小休止>

私は体が冷えてブルブル震えるほど寒い中、外のテラスで一杯始まります。毛布を3枚も貸して頂き、身にまとって(サモヒン支部長が笑いながら「メキシカン!」に納得。)震えながらのビール・・・。そこに追い打ちをかけるようにスコールのような大雨が降り始まり、そこで塾長が、「退屈だから何かやれ!」と、田中さんに命じると、「押忍!」と言って、「(・・・何かな??)」と思っていると、即座に、アカペラで「千の風に乗って」。・・・それを歌いこなしていらっしゃるのがすごい。(笑)サモヒン支部長、サーシャさんを始め他の方々にも大盛況でした。先ほどウォッカを数杯飲んだ方々は、ビールが水のように入るようでした。

<キエフ空港〜ドネツク(Donetsk)という街のボリスポル空港へ>

22:50 キエフ空港発。約1時間のフライト。飛行中の記憶が全くないので、ずっと寝ていたと思います。
24:00 ボリスポル空港着。ウクライナ最大の炭鉱都市という、ドネツクという街です。車でホテルまで移動。セルゲイ支部長が運転してくださる車に乗車。
1:00 ホテル着。車中の記憶も無く、到着しても真っ暗闇なのでどこか分からず、寝ぼけたままチェックイン。4:00就寝。

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