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| 五輪遠征記 | ||||||||||||||||||
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押忍、中部本部の笹沢です。 1.遠征概要 今回の遠征ですが、「2008北京武術トーナメント」に参加するものです。北京五輪の特別種目である「武術」を行うためのイベントです。北京オリンピックセンター体育館で8月18日から24日にかけて行われました。 2.北京市街・選手村 北京に着くとまず、空港、地下鉄、バスと、リニューアルされた交通網に驚かされます。特に玄関口である空港への力の入れようは半端ではなく、伝統的な中国の文化をモチーフとした第3ターミナルは一見の価値ありです。地下鉄もさながら東京の様ですが、間に合わなかったのか依然工事中の線も見受けられました。空港も地下鉄も、厳重な荷物検査がテロへの警戒を生々しく物語り、行列必至の状況です。 そして、北京に似合わぬ青い空。それより、警戒されていた北京の大気汚染事情でしたが、郊外まで工場は全面停止、工事も全件中断、自動車も登録番号により交通量を半分に制限するなど、懸命の取り組みにより劇的な改善を見せていました。冗談ではなく、これには北京市民が一番驚いているようです。 さて、選手村の様子ですが、高い壁と金網で囲まれた5平方kmはあろうかというエリアに整然とマンションが40棟ほど、そして食堂、スーパーマーケット、イベント会場、交流の広場、インターネットラウンジ、運動場など、さまざまな施設が立ち並んでいます。区画整備された村内は植え込みやモニュメントが至る所にあり、およそ中国のイメージから想像の出来ない綺麗な町並みです。さらには世界中から集結したアスリートばかりが闊歩しているので、異様で不思議な光景でした。 |
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4.準備 現地ではミットやサンドバッグなどが無いのでシャドーボクシングやランニングを中心に行い、選手村にあるサウナを利用して計量に備えました。また、東先生にはビデオを分析していただき、各国の選手の攻略法を伝授していただきました。 |
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5.試合 試合内容は田村さんが詳しいレポートを報告してくださっているので割愛させていただきますが、結果は初戦でロシアに敗れました。不甲斐無い内容ではありますが、応援に来てくださった皆さんの声援が常に耳に聞こえ、全力を出し切ることが出来たと思います。 |
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6.その後 試合後、私が落ち込んでいるだろうと事務局長が観光に誘ってくださり、天安門や天山公園、王府井などの名勝を訪ねました。その後も帰りが25日と決まっていたので、選手村や市街を散策したり高熱に見舞われて選手村の医療施設に世話になるなど、良い経験が出来ました。 また、閉会式ですが中で行進に混ざるか観客席に着くか最後まで参加の形態が決まっていませんでしたが、結局観客席からの参加となりました。 |
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7.所感 オリンピックへの挑戦という長い道のりの中、大変多くの方々にご支援いただきました。
2度の予選から最後まで見守ってくださった東先生、いつも見えないところから支えてくださっていた東事務局長、散打と私を結んでくださった散打協会の木本先生ならびに田村さん、予選からサポートしてくださった村上先生、共に戦った平安先輩、高橋選手、秦選手、グローブ装着のスパーリングに付き合ってくれた中部本部の面々、日々ご指導いただいた寺園・鈴木両先輩、直前までミット持ちをし続けてくれた竹本さん、特製マウスピースを作ってくださった伊神先輩、治療と調整の面で手助け頂いた名古屋の北洞先生と小川先輩、奈良の寺田先輩、
あらゆる面で気に掛け、応援くださった早稲田準支部の諸先輩方、夏休みに遠方から駆けつけ相手をしてくれたカトケンさん、田中、伊藤、浜崎、鈴木、三木、北京まで見届けに来てくださった師匠のA先輩、相棒の勝、忙しい中連日深夜まで練習に付き合ってくださった日進支部の大西先輩。 形となる結果は伴いませんでしたが、貴重な経験をすることが出来ました。これを糧とし、武道家として、人間としての成長に繋げたいと思います。応援ありがとうございました。押忍。 |
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| 笹沢一有(中部本部) | ||||||||||||||||||
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