東孝の格闘空手 空手リアルアーツシリーズ ⑫ VOL3 2026年6月30日2026年6月28日 by 大道無門 この連載は『月刊空手道』(福昌堂発行)1985年9月号に収録されたものです。肩書は掲載当時のものです 分解背中を見せればカウンターがくると思え 後ろ蹴りは、後ろ回し蹴り同様相手に背中を見せるとはいえ、後ろ回し蹴りほどカウンターをとられやすくはない。なぜなら後ろ回し蹴りは円運動であるため相手が一歩前進すれば体を密着するほどに接近されてしまうし、(写真3)自分の体も回転しているため、蹴った直後すぐ相手から離れるのがむずかしい。しかし後ろ蹴りは相手と自分の間に蹴り足があり、なかなか飛び込めない。また相手がブロックした場合でもすぐパンチに繋げやすい。そうはいってもやはり相手に背中を見せるということは危険であると頭に入れておくべきであろう。 さて、この格闘コンビネーションは、相手が攻撃してきた時、まずカウンターで右後ろ蹴りを入れる。そして即、ブロックの意味も含めて右ストレートを軽く出し、左ストレートを思い切り打つ。そのまま後ろ足で左下段蹴りを体重乗せて蹴る。相手に接近したら左ストレートをショートで入れて極めの右肘打ちに繋ぐ。