リトアニア遠征
リトアニアセミナー同行記東恵子(文・画像)

久しぶりにセミナーに同行いたしました。 リトアニアはいわゆるバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の一つで、旧ロシアの国です。
ロシアから独立して少し狭い国になったようですが、とてもしっとり落ち着いてヨーロッパの雰囲気のある素敵な国です。

セミナーはリトアニアの第2の都市カウナスという所で行われました。 リトアニア支部は12年前に支部認可され、イルガラスさんという方が支部長です。 とても謙虚で物静かな方で、本当に良く支部をまとめていらっしゃいます。(写真向かって左)

今回のセミナー参加者は2日間共約200名と大変盛況でした。

私はセミナーに何回も同行していますが今回程、参加者リストはきちんと出来ていて、セミナー料等の回収も私の手を煩わすことなく、殆んど撮影だけをしていれば良かったセミナーで、本当に素晴らしい(ハナマル)運営でした(楽をさせてもらいました)。 そのような運営が出来たのも素晴らしいスタッフ ^ _ ^ 

副支部長のトーマスさん(写真向かって右)は第三回世界大会、モスクワでのワールドカップにも出場したことのある実績のある選手で、26才という若さですが、支部運営面ではイルガラス支部長のことをしっかりとサポートしているようです。 今回の昇段審査では全勝で見事初段になりました。おめでとうございました!!

又もう一人事務局として支部運営をしっかりやっているウィルスさん(写真真ん中)も22才という若い方で通訳もしてくれました。小学校の先生をしているので、面倒見がよく、明るくてとても感じの良い方でした。少年部の指導を主に担当しているようです。

イルガラス支部長が12年前に空道を始めた時に、7,8才だった子供たちが今はジュニア(U19クラス)に成長していました。とても面倒見の良い優しい支部長です。時間があればいつでも何人もの子供たちが支部長を取り囲んで戯れていました。大人になった子供達は途中で辞めずに続けて練習してきたようです。

少年部でもう一人、名物君(写真)がいて練習中でもいつでも腕立てをして100回位は普通だそうです。塾長の所に来てはアピール、アピール大変なものです。

イルガラスさんの友人が日本食レストラン(やかた)を経営しているので、毎日日本食でしたが、食事の点では助かりましたが、毎日毎食日本食(あまりメニューが多くないですと、今日はチャイニーズがいいかなー・・・などと思ったのは私だけでしょうか?
やきとりwith riceが美味しかったです。

さて、今回のセミナーは日本から大古参の狐崎支部長、神山支部長、久々の遠征となった指導員の清水和磨さん、フランスから土田支部長に参加して頂き、普段皆さんは多くの塾生の方達を指導していらっしゃるので、大変手際よく熱の入った素晴らしいセミナーだったと感謝しております。

今回の重要なポイントでもあったのは、リトアニアオリンピック委員会への表敬訪問でした。 リトアニアでは世界の支部の中でも早くから「空道」がオリンピック委員会に公式なスポーツとして認められています。委員会のプレジデントにお会いして来ました。(写真 清水さん撮影)

リトアニア空道連盟が大会等を開催する時には国から補助金が出るようです。(うらやましい限りです。)
いつも海外に出た時に思うことですが、空道が世界各国に浸透しつつあることを肌で感じるのは何とも嬉しく逆に励まされる感じがします。
これからワンステップもツーステップも飛躍をしていくでしょう「空道」を皆さんと一緒に大きくしていければと決意を新たにし、塾長共々ますます頑張ってまいりたいと思います。

セミナーに行かれた方皆様がレポートの最後に書いていらっしゃいますように、留守の間何も支障なくサポート・バックアップして下さる方々に本当に感謝致します。
又、いつもタイトでハードなスケジュールのなかセミナーに同行して下さった支部長・指導員の方達に御礼申し上げ、私のレポートを締めくくらせて頂きます。

東恵子(事務局長)

更新日2012.5.24

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