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コロンビア奮戦記
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8月16日

今朝、たまたま道場近くに買い物に来ていたらカイセド支部長から連絡がありました。
連休で稽古に来れない人がほとんどなので土、日、月と連休にしたいとの事でした。
取り合えず道場に向かいました。カイセド支部長が「おはよう!酔っ払い!」と笑って挨拶してきました。 (あんたもだよ!・笑)と思いつつ「押忍!」と挨拶しました。飲んだ翌日のこういうのは男同士の心地良い清々しさがあります。どうもカイセド支部長はあれから道場に戻り、置いてあった日本酒を飲んでいたそうです。

最近、道場に寝泊りしている塾生が居ます。寮生とは行きませんが朝練を初めきちんとトレーニングしています。
特記すべきは、この夏休みにカイセド支部長は少年部の”反抗期”に入った塾生をご両親から預かって寝泊りさせている事です。
自分も子供の頃はよく近所のおじさんやおばさんに叱られたりしたものです。隣りご近所に親以外の“怖い存在”が確実に居ました。今の日本にはそういうものが無くなりました。親以外に目を見張る存在が居るという事はとても良い事です。何故だか、親と同じ事を言われても他人の言う事は素直に聞けたりするものです。どこの国でも13〜15才は微妙な年頃です。子供から大人に上がる階段の踊り場に居るようなものです。その当時の心理がよくわかります。自分はもっと前から酷かったですが…(苦笑)。

ここで更に良いのは18歳(来月19歳になる)の塾生・ジョナタンが一緒に寝泊りして面倒を見ている事です。こういう”兄貴的存在”が居るか居ないかではこの子達の先が大きく違います。自分もそのお陰で今があります。忍耐道場の新たな一面です。
カイセド支部長のご家族は医療関係の一家です。その一家、ご兄弟の中で勉強の苦手だったカイセド支部長だけが武道の道を行きました。自分も姉、兄と居ますが二人は子供の頃から頭が良いです。(これが子供の頃コンプ レックスでした。比べられる度に反抗していました。)両親も自分を二人のようにと思ったんでしょうがそうはなりませんでした(汗)。あはははは(笑)。
自分は勉強が苦手(嫌い)で遊んでばかりいて読書と言えば漫画でした。唯一、真面目にやったのは体育だけでした。得意分野と不得意分野というように、人にはそれぞれ人生があります。自分は文武両道とはなりませんでしたが、彼らに過去の失敗談を話して少しずつ大人の考え方を理解させてます。こういう部分もカイセド支部長とは考え方が良く合います。
出来が悪いなりに役立つ事もあると開き直ってます(笑)!押忍!

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