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コロンビア奮戦記
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ブラジル遠征記

8月2日

今朝は10時にホテルにトへスさんが迎えに来ました。
塾長の部屋で軽い打合せ後、チェックアウトをして食事に向かい14時からのセミナーに備えました。
セミナー会場は繁華街の中心にあるビルの一室。スポーツジムらしき所の一室です。
会場には程よいクッションマットが引いてあります。
これなら投げのやグランドも問題ありません。セミナー参加者は20名。トへスさん以下、フルコンタクト系や柔術経験者達が集まっています。
話を聞くと皆、このセミナーをきっかけに空道・大道塾に転向していきたいとの事です。

セミナー1
セミナー2

現時点で黒帯の方も数名居ます。セミナー参加者が20名でも、彼らの下に更に人員が居る事が容易に想像出来ます。
彼らにとってのレジェンド・塾長から直接教えて頂けるとの事で皆さんやや興奮気味です。
塾長の号令で準備運動が始まり、基本稽古に入りました。
びっくりしたのは皆さん飲み込みが早いのとかなり研究されて来ているのが分かります。構え一つにしてもそんなに違和感無くこなしています。
トへスさんの道場関係者の方が塾長の通訳(英語→ポルトガル語)をしながら更に進んで行きます。
足技の基本の中で特に足払い・金的蹴りを説明した時の驚き方が印象に残っています。
こんな事までが空道・大道塾の基本なんだ!といったところでしょうか。

休憩を挟み移動稽古へ。やはりここに来るとフルコンタクト系の癖の一つ”ベタ足”がステップの邪魔をしてきます。
先程の基本稽古から一転、ぎこちなさが目立ちます。塾長が“継ぎ足”の重要性を何度も何度も様々な角度から説明していました。
次第に参加者もコツを掴んだのか蹴りからのパンチのコンビネーションの時には硬さが取れ、比較的スムーズに体重移動が出来てきました。
その後、投げ技に入りました。セミナー参加者のレベルの高さからか実践的なコンビネーションからの投げへの移行や、組んでからの攻防などの反復を行いました。
やはりセミナー参加者はこの時を待ってましたとばかりに積極的にこの攻防の反復を行い、塾長の説明を熱心に聞いていました。
一通りこなしたところで今日のセミナーは終了です。およそ4時間!に及ぶ初日のセミナーは大拍手で無事終了致しました。

今日は違うホテルに変わりました。そこで約1ヶ月半ぶりのお風呂に入る事が出来ました!(塾長有難うございます!)
何も考えずにボーっと贅沢に湯につかり今の自分には最高の”ご褒美”になりました。
風呂から上がり、”お疲れ様でしたのビール”を飲み干し少し休憩してから夕食に行きました。
もちろん塾長と自分はそこでもビールです。トへスさん達を誘いましたがまだ明日セミナーがあるといってジュースやコーラで乾杯です。
またもやテンションが下がります(笑)。「明日の事は明日考えなよ!」と言ってみましたが頑なに拒否られ、どちらが日本人かわかりません(笑)。
「大道塾は酒も基本稽古に含まれる。」と塾長が皆を和ませます。

そして話題は例のビールに!やはりおかしい…。カバーを外すと中身は大瓶が!塾長もそんな筈無いと! 「俺の酒飲み50年の(え?)歴史は誤魔化せない!」と塾長の鋭い指摘が!あからさまにもう一本追加しました。すると明らかにさっきと量が違います(一同爆笑)!これからは中身を確かめて注文します(笑)!
トへスさんもようやく緊張が解けてきたのか彼女の話だとかでだいぶ会話をするようになりました。
塾長の“何故、大道塾を始めたのか”とか“極真時代の思い出話”を興味深そうに聞いていました。
中でも面白すぎて通訳するのに困るような話も多々有りました!かなり盛り上がった夕食でした。

ホテルに戻りフロント前のスペースでトへスさん交え、軽い打合せの後、部屋に戻りました。
自分は今日から先生の部屋でお世話になります。
カイセド支部長から塾長にと頂いたお酒を飲みながらコロンビアでの出来事を報告してアドバイスを頂きました。
改めて知る事や反省点も多く勉強になります。(“はみだし空手から空道へ”を読んでいて良かった・汗) また明日のセミナーに備え寝ました。押忍!

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