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コロンビア奮戦記
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ブラジル遠征記

8月3日

今朝は6時40分過ぎに起床です。自分が起きると塾長はもう仕事をされていました(ヤバっ!汗)。 どうやら4時半頃には起きられ(塾長は3時間位しか寝られてない!)仕事をされていたようです。全く気付きませんでした(超汗)!
7時半に朝食を食べに行き8時過ぎに部屋に戻り、塾長は仕事の続きを…。
自分も日記をパソコンに打ち込みますが、カチャカチャとあちらから聞こえてくるテンポが違い過ぎます(苦笑)。

9時半。セミナー参加者のリカルドさんがホテルに迎えに来られました。
会場に着くと昨日も来ていた女子の道場生が入口で待っていました。「アレがトへスの彼女か…。」塾長がつぶやきました。(え?)…、自分は全く鈍感です。塾長は昨日から気付いてたそうです(鋭い!)。
会場に入るとまだ誰も来ていませんでした。10時近くなって参加者が来ました。完全な南米タイムです。10時半にセミナーが開始しました。
昨日の確認の為、塾長の号令で基本、移動稽古を(昨日やらなかったコンビネーションを交え)ハイテンポでやり、昨日の組技の反復に入りました。その後、腕十字固めの攻防、膝固めの攻防、アキレス腱固めの攻防など基本的な技の入り方や防御の反復をしました。 休憩を挟み、パンチの攻防の反復を色々な場面や実践で最も多いパターンを想定しながら塾長が手取り、足取り指導していきました。
終わってみれば約3時間のセミナーとなり最後に集合写真を撮って無事ポルトアレグレでのセミナーが終了しました。
各自、セミナー終了証を手にし、嬉しそうに塾長と記念撮影をしています。
ホテルに戻り、お風呂を頂いてから昼食を食べ(もちろんビールも!)休憩しました。

16時半頃、道場生のゴメスさんがホテルを訪ねてきました。頼んでいたマッサージが見付かったとの事です。
塾長と一緒にその人のもとへ向かいました。日本と違ってこちらでは日曜日はほとんどの人が出歩かず自宅に居ます。そんな習慣の違いから日曜日にマッサージをやってくれる人が見付からなかった訳です。
塾長のマッサージを終え、セミナーの打ち上げ会場に向かいました。会場と言ってもトへスさんの道場生の自宅の中庭です。皆がシュラスコ(編集部注:シュラスコとは鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し通し、荒塩(岩塩)をふって、炭火でじっくり焼いたブラジルをはじめとする南米の肉料理です)を用意してくれてました。もちろんトヘスさんの彼女・ビアンカさんも一緒です。
このポルトアレグレでは毎週日曜日は各家庭でシュラスコを食べるのが習慣で、大きな煙突の付いた釜の様な調理場は一軒家はもちろんの事、アパートやマンションにも当たり前のように設備されてるというので驚きの文化です。
トヘスさんが「今日は飲むぞ!」と人が変わったかのように酒を逆に勧めて来ます。
こちらは言うまでも無く既に臨戦態勢に入っており、ビールをチェイサー代わりにしながら数種類の強い酒を飲み干しました。
ブラジルのポピュラーミュージックをバックに手作りの打ち上げが更に盛り上がっていきます。
自分は当時、練馬にあった総本部道場での懇親会を思い出し、(あぁ、昔は新聞紙を敷いて酒を飲んで大騒ぎしたなぁ)と懐かしくなりました。 よくその場で余興をやって(ネタを持ち込み)厳しかった先輩方に顔や名前を覚えて貰っては(実はこんなに気さくな先輩達だったんだ!)と稽古時とのギャップに驚いていたのを思い出します。
塾長もご満悦で、やはり話題は南米での空道の普及についてや精神論についてを時折、ジョークを交えながら話してくれました。
その後、何度も乾杯をしてお互いに親交を深めお開きにとなりました。日本からは遠いですが、また機会があれば是非来たいと思います。押忍。

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