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コロンビア奮戦記
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7月6日

今朝は9時に起床。晴天です。
近所のスーパーに散歩がてら食料を買いに行きました。
宿舎から歩いて3分位のすぐ近くにスーパーがあります。
食事コーナーに朝食を頼んでから、店内を一周。水、果物、パン、「パラ ジェバール(持ち帰り)」の食事を買って宿舎に戻りのんびり朝食。
その後、洗濯をしに屋上へ。一足、遅かった!洗う場所はあっても干す場所がありません。
この宿舎は、五階建てで20部屋あります。うっかりしてました。日曜の午前中は競争でした。
隙間を見付けては干し、約2時間で終了です。
結構、時間が掛かるんです。今のところ対人関係、生活習慣や文化の違いでは問題もストレスもありません。
最大の問題は意外とこの”洗濯”かもしれないです(涙)。

13時にカイセド支部長ファミリーがが宿舎に迎えに来ました。
今日は少年部Bのホセ君(8才)ファミリーからご自宅に食事のご招待です。
手ぶらではなんなのでスーパーでケーキを買ってから向かいました。
日本と違って普通にケーキやタルトが1ホール丸ごと売場にズラッと並んでいます。
彼はキューバ人のお父さんとコロンビア人のお母さんのハーフです。
玄関先で「ようこそ!ここはあなたの家だよ!」と温かく迎えてくれました。
初っ端からジーンときます。ラテンアメリカ特有のファミリー思考が心地良くさせてくれます。
今日は特別にキューバ料理を作ってくれてました。
キューバの音楽を聴きながらのんびり食事をしました。
本当にこちらの時間はゆっくり流れていきます。
気が付けばもう20時過ぎでした。
「もう少し居ればいいのに!」と言われましたが明日からの準備もあります。
ファミリー全員で帰り際まで本当に温かく送り出してくれました。

宿舎まで送って貰いカイセド支部長ファミリーと別れました。
昨日、今日と賑やかな時間から一転、薄暗く静寂な宿舎の階段を上り、ドアの鍵を開け部屋に入ったとたん、こちらに来てから初めて柄にも無くセンチメンタルになりました。

東塾長冠婚葬祭もそうだが、大きな行事の後とか、人が集まり楽しく過ごして散じた後の“独り”と言うのはそう言うもんだが、それもまた今時の他の連中が味合えない“人生の贅沢な味わい”さ。
今の若ェーのは集まってるときはわいわい“カラ元気”だが、逆に、一人になるとゲームや、テレビに向かいなんとなく時間を過ごすんだろう。
そういう“自分と向かい合い、ミョーに寂しくなったり、悲しくなったりする”時間や経験は貴重なんだよ。
常に人と一緒でないとすぐ“除け者”にされたような気がしたり、人と一緒の事をしていないと何か知らない”不安”に囚われ、個性教育などと言われてる割には自分がないから、一寸したことですぐに崩れる。
みんなと一緒で、人生は安全、安定が第一。だから、人と違う人生を歩くとか、何かを切り開く冒険心を持てない。大変だが後で振り返った時に、一人Wニンマリ”出来るものがない、だからみんな「人生が詰らない」と言う。
「それはお前がそうしてるんだよ」
なんか“相田 みつお”風になってきたな(笑)

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