topアルメニアひとり旅(仮題)

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8月9日

05:58起床  08:30-11:00メールチェック
MOHAMMED SHARIALI(シャリアリ)の(イラン語と英語の)通訳を隣町まで連れに行って、それにこちらの英語の通訳との二人掛りで、これまでの経緯や、法的な結論)イランのパテントを扱う裁判所ではMAJIDを呼び出したが出頭しなかったので彼に「大道塾や空道を名乗る権利は全く認められていないこと」などを何とか説明。心配そうだったSHARIALIの顔にようやく笑顔が出てきた。
11:00-12:00 カレン(カレン バギャン支部長)のオフィス 有名なアルメニア美人ばっかり。
12:00-14:00 14:30 空港へ。
近くのレストランで食事(ビール栓がテーブルに付いている!ウォッカで「ドットナ!(底まで飲むー乾杯)」が始まってしまった。10杯位か?7,8杯目から空港に着くまで覚えていない。が、気が付くと飛行機に乗っていたからその時点ではしっかりしていたのだろう(多分 笑)

ビールサーバーがテーブルに付いている!
ビールサーバーがテーブルに付いている!

16:?? 遅れて出発
18:30  モスクワ着。
遅れて出発(俺のせいじゃない 笑)、従って遅れてモスクワ到着のためDELAY(遅延)となりSTOPOVER(途中降機) となる。例によってアエロフロート側からは「すみません」の一言もない。「西日本の合宿に間に合わないから、責任を持って何とか対応しろ!」と係員に粘るも、「俺の責任はホテルまで届けることだ」で終わり。この後の宿舎での対応もそうだが、まぁー愛想のないこと甚だしい。ペレストロイカ以降の“優しいロシア方式(東造語)”で国の地盤地下を経験した彼等は、また前の大国復活を期し、共産主義国時代の“恐持て、怖面”に戻っているような気がする。

1日滞在することになったので、アルメニアに行く時は億劫だと思ったが、時間がもったいないので、アナシュキンとゾーリンを呼ぶ。ゾーリンの奥さんで小学校教師をしている、タチアナが通訳で来る。しかし、2時間も掛けて来たのに「ビザが ないから」と会わせない。5階の窓越しに一階レストランの彼等と「ロミオとジュリエット」状態(笑)食事は1階だと言うからそのときに隣の席に座れば話せるさと一階に降りるが、一般のレストランではなく別の部屋に護送(まさに)される!!
途中一緒になれる場所があるので互いに近づくと、警備員が目敏く見つけて“両手を広げて”視界ま で塞ぎ、会わせないどころか話もさせない!!誰がこんな国に逃亡するんだ?バカヤロウ!!と思 ったが、係員の顔は完全に映画の悪役で出てくるKGBのロシア人だ。
私の今までの見方では、長い“ツァーリズム”(Tsarizm ロシア特有の絶対王政※)の影響/産物だと思うが、ロシア人は自分で物事を考えて行動するより、命令する/命令されるという行動を面倒/億劫がらない(?)民族性があると思う。それが個人としては素朴で物事に拘らない、マッチョな(?)性格にもなるが、時として日本軍人のシベリア抑留等「エー!そんな事をありかよ!」というような直截的な行動に走る原因だと思う。
※ “ツァーリズム”(Tsarizm) 元々はローマ帝国の共通言語であるラテン語の「皇帝」という意味になった、ローマ帝国の武将、政治家カエサル(CEASAR)から出た言葉で、カエサル(CEASAR)は後にローマ帝国皇帝の称号になる。ロシアはロシア文字もそうだが、ヨーロッパ文化の文物を独自に吸収、咀嚼している。ロシア帝政時代の絶対君主の称号、「TSAR’ ツァーリ」はカエサル(CEASAR)から出た言葉。(カエサルは日本では「シーザー」の読みが馴染み深い)

ロシア勢が真中のタワーの後にいたんだが・・・。
ロシア勢が真中のタワーの後にいたんだが・・・。

23:00 夕食。安そうな黒パンと、牛肉の細切りを甘いソースで和えたものにご飯。
25:00 せめてインターネットと思って、カードを買うが繋がらない!!(オイオイ!!ここは“NOVOTEL”じゃないのか?係員を呼んで見せる。流石にTECHNICIAN(技術家)だけあって対応は丁寧だが、「プロバイダの関係で繋がらないこともある。今に繋がるでしょう」と平気な顔。暫くしても繋ながらないので諦めて就寝。安いホテルほど変に軟いベットが多いが、“NOVOTEL”で床に寝るとは(泣)

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