東孝の格闘空手 空手リアルアーツシリーズ 15 VOL2

この連載は『月刊空手道』(福昌堂発行)1985年12月号に収録されたものです。肩書は掲載当時のものです

【写真1】オーソドックスな肘打ちの出し方

横アゴにある拳を自分の胸を突くような感じでおろす。同時に肩を45度回転させ、肘を外側から内側へ向けて相手のアゴを打つ。

  • ポイント

右を出したら左を出すが後の方を強く打つ。ガードは絶対忘れない。

打ちおろした肘打ちは肘を上から下へ振りかぶり半円を描くような感じで打つ。

【写真2】

オーソドックスな膝蹴りの出し方

膝を上げるだけでなく、自分の胸に引きつけるつもりで強く引く。蹴る膝の方の足先は真下に向ける。2のように相手の頭を振りこちらの有利な体勢にする。

膝回し蹴りは、回し蹴りを蹴る要領で軸足を回転させ腰を入れて腰からぶつかるように蹴る。ただし、この場合、足を閉じるような感じで蹴り込むことが大切である。

分解1

接近戦の基本パターンをまず身につけよ

これは接近戦において最もオーソドックス、かつ基本的な連繋である。膝の左右と肘の左右を組み合わせた単純なものであるが、これをまず完全にマスターすることによってバラエティーのある連携を身に付けることが出来るのである。煮真1、写真2で示したものが基本的な肘、膝の出し方であるが、角度を変えることによって同じ肘、膝でも様々な形態を持つことができる。

たとえば左肘打ち→右肘打ちといかず、最初の左肘打ちで相手が両腕で顔面をガードしたところを打ち降し気味の右肘で正面から極めるといったように、微妙な変化で相手を翻弄することができる。