東孝の格闘空手 空手リアルアーツシリーズ ⑭ VOL3 2026年8月28日 by 大道無門 この連載は『月刊空手道』(福昌堂発行)1985年11月号に収録されたものです。肩書は掲載当時のものです 分解1 トリックに上下の変化を加える 前のトリックが右ストレート→左ストレートといったように左右横の変化で相手をしたのに対し、この連繋は左右に加えて上下の変化をも加えたトリック攻撃といえる。また左ストレート→左下段蹴りというのは、スピードのあるオーソドックスな繋ぎ方であるのに対して、右ストレート→左下段蹴りという連繋は相手を動揺させ易い。だから下段蹴りを出したら即座に次の左ストレート→右フック、または右ストレート→左アッパーを極めるつもりで、思い切り打つ必要がある。分解2相手の反撃も予解想し、防御の体分勢を忘れるな!相手が素直に右ストレートのトリックを連打だと思い込み、反撃してくる可能性もあり得るので、その時の右ストレート、もしくは左ストレートのカウンターに備え、右の拳は開いて、いつでも右インサイドパリー(右手で相手のパンチを内側に払う)(写真A)ができる状態にしなければいけない。