イタリアセミナー・イタリア国際空道トーナメント同行記東恵子(総本部事務局長)

昨年はモンゴルでのアジア大会、中東アブダビでの中東アフリカ大会にも同行致しておりましたが、メンバーが多い事を理由にレポートを控えておりました。今回は日本からは能登谷支部長だけでしたので少しだけ色(花??)を添えさせて頂きます。

さて、今回のイタリアでのセミナー、トーナメントは急に決まり出発一週間前にチケットを取ったような慌ただしい、ハードスケジュールでした。
能登谷支部長は出発(4/24)の前日(4/23)にパスポートが更新できた具合です。
何とか3人で24日の13:50発のアリタリア航空で出発し12時間のフライトの後24日19:00(現地時間)にローマフィウミチーノ空港に当着。以前にもコメントしましたが、移動フライト時間は私の結構好きな時間です。

空港にはリッチ支部長(大きな体で小さなスポーツカーに乗っている)とルッシーニ副支部長、通訳のべスが出迎えてくれました。ホテルにチェックイン後フランスの土田支部長と3選手と合流し、ミーティング兼食事 に行きました。以前連れて行っていただいたレストラン(老舗で伝統的なローマ料理を出してくれるとても流行っているお店)で通訳のべスのお勧めのメニューを楽しみましたが、何とベスはお肉嫌いで、野菜とお魚好きで、お勧めの一品でフレッシュアーティチョーク(浄化作用を促す野菜)を是非という事でたくさん食べすぎて、私と能登谷支部長はしばらく口の中がシブシブ(渋柿を食べた時の感じ)で大変でした。それを取る為(?)に赤ワインをずいぶん頂いてしまいました。又数ある伝説の中の一つかもしれません。

次の日(4/25)は朝10時からセミナーという事で、会場へ移動。プライベートスポーツクラブですが、とても広く素晴らしい会場でした。10時から休憩を挟んで15:30頃までセミナーが行われ約80名の参加者で5名以外は全部リッチ支部長率いるイタリアローマ支部のメンバーでした。
今回の私は撮影係り3台のデジカメを担当しました(あまり得意な事でないのでいつもとちょっと違う疲れでした)。

今回のセミナーに関して一番懸念したのは、塾長の膝の状態でした(去年のニューヨークセミナー以来何と6ヵ月振りのセミナーです。)膝の調子も心配だった為セミナーも急に決定した次第です。何とどうにか無事先生の膝が働いてくれました(ちょっと感動し、ほっとしました)。それと驚いたのはリッチ支部長はじめ皆本当に熱心にセミナーを受けていました。特にリッチ支部長は大きな体で、膝の調子が悪いというのに熱心で、良く塾生に指導しているようでした。

セミナー後、数時間を使って能登谷支部長も土田支部長もはじめてのイタリアでしたので、駆け足でしたが「トレビの泉」と「スペイン広場」へ行きました。ところが、観光客を見に行ったようでとにかく大変な混雑でした。「トレビの泉」の写真が撮れない状態だし、スペイン広場の階段には人がいっぱいあふれるように座っていて、階段をあがることすら困難を極めました。イタリアのアイスクリーム(ジェラート)を食べなくてはとカフェに入ったら凄い行列・・・うんざりでした。
(実はセミナーが終わって着替えのためリッチ支部長にホテルまで送ってもらう途中に素晴らしいハプニングがありました。突然リッチ支部長のスポーツカーの屋根が開きオープンカーになったのです。先生と能登谷支部長は白道着、リッチ支部長は汗だらけの青道着で凄く目立ちました。でも、空気がきれいで、まして史跡の中を走って行くのでとても気持ち良かったです。初めてでしたので、感動でした)
その夜はイタリア伝統的料理ということで三種類のパスタ攻めにあい、ちょっと遠慮気味になりました。ああ日本食が食べたい。明日は絶対日本食屋さんにしましょう!!そこですでに決定。

翌日4/26(最終日)午前中は審査会で午後はイタリアインターナショナル空道トーナメントが行われました。
案の定リッチ支部長の膝が悲鳴をあげてしまい可哀そうでした。 トーナメント中は副審の仕事はしっかりしていました。

それと今回のトーナメントは先生が主審をし、素晴らしい見本を示していました。人手不足の為、司会は私がし、計時、点数はマーシャルワールド(編集部注)のお二人にお願いしたりして、即興のとても不思議な楽しい大会でした。絶対二度とない事だからというわけでしっかり記念撮影。3人で何か緊張しますね(汗・・・)と言いながら何とか全試合終了しました。試合の写真撮影もしなければならないしいろいろ大変でした。 マーシャルワールドさんは試合中のマスクの状態が良く見られたので良かったと思いますが・・・。

編集部注:マーシャルワールド株式会社様は空道指定防具「NHG空」の共同開発・製造元です。

その後20:00からさよならパーティーはお待ちかねの日本食屋さん「名古屋」で行いました。 いつもの事ですがその場でイタリアローマ支部から先生、私、能登谷、土田各支部長が記念品を頂きました。どこの国のセミナーに行っても最後のさよならパーティーでは「空道」ファミリーの温かさ、団結力、将来性を強く実感します。
頑張っていて良かった、これからも皆様(世界中の方達)に「空道」に出会えて良かったと言って頂けるよう塾長共々頑張って参ります。これからもご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。
最後になりましたが、膝、腰に爆弾を抱えている塾長のサポートをして頂き急な同行を快く引き受けて頂きました能登谷・土田両支部長に心より感謝致します。ありがとうございました。
アリベデルチローマ!!

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