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コロンビア奮戦記
激励メッセージ、日記の感想を送る

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9月10日

まだ外は真っ暗でした。予約したタクシーに荷物を積み込みカリ空港へ向かいました。
現地警察に荷物を全てチェックされましたが問題なくチェックインを済まし出国手続きをしました。手続き上、コロンビアを出た事になります。

カイセド支部長からメッセージが届いていたので電子辞書を使いながら読みました。
何とか理解出来ましたがこちらも感謝以外の何物でもありません。
―――振り返ってみれば始めての国に来て初めて会う人達と過ごした時間は改めて貴重な体験だったと思いました。いくら片言とはいえ語力が完璧ではない為、来て早々“伝える”事の難しさを思い知らされました。文化や習慣、果てはモノの考え方までもが違う空間の中で“空道”だけがたった一つの共通点でした。それでも恐らく言葉の足りなさからくる理解不足や大きな誤解、困惑も多々あったと思います。そんな中で、カイセド支部 長を始めとするコロンビア支部の塾生達は本当に良く頑張って協力してくれたと思います。さすがは“忍耐道場”です。もしかしたらお互いに“忍耐”の約3ヶ月だったかもしれません。コロンビアの強く誇り高い“オルグージョ”と呼ばれる自尊心に何度も潰され掛けられそうになりました。 (編集部注:「オルグージョ」とはスペイン語で「誇り」を意味します)
言葉や態度には出しませんでしたがいつ何時も、“負けてたまるか!”と思ってやっていました。時々(何で俺はこんなに意地になってやってるんだろう?)なんて思った日もありました。
恐らく日本人一人だったからかもしれません。自分はいくら同じ“空道”をやっているからといって馴れ合いになるのは嫌でした。でも今はっきり分かりました。“負けてたまるか!”は自分自身に対してだった事を…。

35歳になって”青春”を取り戻したかのような心境です(苦笑)。毎日面白可笑しく日記を書いていましたが本当は余裕の無い自分に気付いてました。でも一人という状況が何か別の大事な物を気付かせてくれたような気がします。毎日公園を散歩していたのもそのせいです(汗)。
あぁ、何を書いてるんだか分からなくなってきました(笑)。文章は苦手です!とにかくコロンビアに種だけは撒いて来ました。以上です!押忍。

カリ→パナマシティ→ヒューストンと来て今日はここで一泊です。日本へはもう1日お預けです。ホテル隣りのワッフルハウスで癒されてきます(笑)。

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