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コロンビア奮戦記
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7月23日

朝7時起床。溜まった洗濯をしてから10時半に宿舎を出発しました。
今朝はマウリシオさんの迎えです。久し振りに今日は稽古に来るそうです。
11時に”ある人”と会う約束がありました。
その人物とはカイセド支部長の息子・フェルナンドです。
彼は空道世界大会に出場した事のある23歳の青年です。
彼とはこちらに来てから早く会って話をしたかったのですが、色々と事情がありなかなか実現しませんでした。 口説くのに1ヶ月掛かりましたが辛抱強く何度コンタクトを取った甲斐がありました。ようやく実現です。
彼はちょっとした事がきっかけで稽古から遠ざかっていました。
電子辞書を片手に話すこと2時間…。やっとの思いで彼を説得して今日の稽古に来る約束を取り次ぎ分かれました。まだ23歳。色々と迷いや悩みもあるのでしょう。他に興味が出るのも仕方ない年頃です。
経験不足から間違えた事もあったでしょう…。
でも彼には空道を続けたい意思や目標を持っている事が話をしてわかりました。ただきっかけを失っているだけです。一歩踏み出すか、背中を向けるかは彼次第です。

その後、帰りの航空券の予約変更をしにコンチネンタルエアラインのオフィスに向かいました。
今、会議中だから14時半にならないと担当者が来ないと言われました。(なんだそれ!)
仕方ないです。待ちました。時間が来たのでもう一度行きました。
居ました!前回、自分達にぼやいていた社員が!
自分の事を覚えていてくれたのでテキパキやってくれました。変更完了です。
帰国日は9月…、まだ教えません(秘)。
しかし帰りの便は乗り継ぎ便があいにく無く、ヒューストンで一泊しなければなりません。
帰ろうとした時、「ちょっと待て!宿泊はどうするんだ?」「俺ならうまく協力出来るかもしれない!」と引き止められ(いいところあるじゃん!)彼の手配を待ちました。
聞くと無料でコンチネンタルホテルを手配出来ると言います。(ラッキー!)
30分経過…。呼ばれました!
期待していた第一声がなんと「自分で手配してくれ!やっぱり無理だった。ごめん。」(ぬわ〜んだとぉ!) そしてご丁寧にヒューストン空港のホテル予約センターの場所を教えられたのでした(笑)。
日本だったら頭にも来る事かもしれませんが南米ではこんな事が日常茶飯事です。
大真面目な顔して普通に起きます。自分もだいぶ気長になりました(笑)。

今日の少年部は28名参加。基本、基礎体力。その後2グループに分け、子供達はミット(後ろ蹴り、回し蹴り)で終了。
基本稽古の時の後ろ蹴りは出来ても実際にミットになると見事なくらい超スローで空振ります。
見た目で真似しているだけで意味がないので実際に蹴らせました。
回し蹴りも外側から足を持ってくるように何度も蹴らせて感覚で分からせるようにしました。
前回に比べ、回し蹴りはだいぶ良くなりました。後ろ蹴りはちょっと時間が掛かりそうです(汗)。
少年達はパンチ、下段蹴りのミット。その後、約束組手、パンチと下段蹴りに限定してのスパーリングで終了です。

一般部は19名参加。来ました!フェルナンドが!照れくさそうに「オス!」と挨拶して更衣室に向かいました。
本当に来るか少々不安でしたが何はともあれ良かったです。
基本、パンチのみ約束組手、パンチのみのマススパーリング、マスクを着けてパンチのみのマススパーリングで終了。
後半は少々熱が入って強めの当たりになっていましたが攻撃は3本から4本で限定してやりました。 フェルナンドの帰り際、彼を呼び止め「明日も待ってるからな!」と言い、彼も「オス!」と返事して帰って行きました。
彼にしたら突然現れた口煩い嫌なオッサンかもしれませんが暫くの間、自然に溶け込むまでは出来るだけ声を掛けようと思います。

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