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コロンビア奮戦記
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7月4日

今日も8時から洗濯して道場に向かいました。
11時。カイセド支部長は宿舎に時間通り正確にやって来ます。
ラテンアメリカで時間に正確な人はとても珍しいです。こちらの時間の流れは日本と違ってゆったりとしています。メキシコ時代、ほとんどの人が時間通りに来ませんし、遅れて来ても来るだけマシな方でした。

宿舎には8時から20時、20時から翌8時と二人の女性(マルセラとエリサベ)が交代で勤務しています。 最近、この二人が朝、顔を合わす度に「ウォス(押忍)!」と挨拶してきます。きっとカイセド支部長と自分の挨拶を見て真似してるんでしょう。
スペイン語で「おはようございます」は「ブエノス ディアス」、「こんにちは」は「ブエナス タルデス」、 「こんばんは」は「ブエナス ノチェス」と言います。
実は以前、この二人が「何で朝も昼も夜も挨拶もウォスなんだ?」と聞いてきました。
「これはアルテス マルシアレス(武道)の挨拶習慣なんだ。ウォスじゃなくてオスだよ!」と答えると、「私たちはアルテス マルシアレスをしてないからダメなのか?」と聞いてきました。
どうも気に入ってる!?みたいです。早く出掛けたかったので適当に「好きにしてくれ!」と言って出掛けてからというもの、毎日自分の顔を見る度「ウォス!」になりました(笑)。

稽古スケジュールですが、仕事で来れない人が多いとの理由で、一般部の月、金曜日の12:30〜13:45の時間は無くなりました。

12時過ぎにジムに向かい13時半頃道場に戻り食事をしました。
今日はカリ市内で流れるトーク番組に出演です。
一応、身だしなみをと、床屋に行きバリカンで伸びた髪を再び坊主へ。
シャンプーを入れて10分で終わります(笑)。料金は日本円で550円程度です!
その後、スタジオに向かい15時過ぎに到着。
聞けば生放送ではありませんか!16時スタートです。進行台本渡されても読めません(笑)。
開き直って考える間も無く本番スタートです。司会の人に質問される度に早口で聞き取れないので変な汗が出ます。
カイセド支部長に目で合図を送ってうまく答えて貰いました。
空道セミナーの宣伝とこちらでの活動の話を中心に20分程の出演でした。
その後、ポスターと招待状を持って、通っているジムも含め、近隣のレストラン、体育協会事務局、他の空手道場など十数箇所、宣伝に回りました。

東塾長

今、コロンビアではお前が空道大道塾の顔なんだから、頼むぞ!

18時半頃戻り19時から黒帯クラスの稽古です。
6名参加。パンチを中心にミット、パンチのディフェンスの反復後、立ち膝でパンチのみのマススパーをやりました。
前にも書きましたが経済的な理由でマスクやサポーターを買えない塾生が沢山います。ミットもぼろぼろです。 本当に経済の差を感じます。自分も余裕が有りませんが胸が痛みます。
食事をしてから宿舎に戻りました。

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