気まぐれに東塾長か答えるコーナー

インデックス > 連載漫画の感想に対する回答(10)

連載漫画の感想に対する回答

連載漫画「上等だぁ!」第二部第20話の感想コメント

発信人大道塾を辞めた人だけ、名前を正確に載せないなど、そういうところだけが少しわだかまりを感じました。 ○原氏は・・・今は大道塾を辞めても、その当時は大道塾の代表で、大道塾の為に闘い、命をかけて大道塾を守ったわけです。 本当の命の危険のある第二回UFCに死ぬ覚悟で、大道塾の道着を着て乗り込んだのは誰ですか?死ぬかもしれない場に大道塾の道着で挑んだんですよ。 そんな気持ちを無視するような、そんな仕打ち,悲しくなります。 自分は大道塾が大好きです。だからこそ、しっかりと考えて欲しいです。

RE:

塾長 当然、そういう見方も出るでしょうが、そういうケチな(狭量な)考えでしたのではありません(※1)。理由はハッキリわかりませんが、本人があの試合以降、自分の名前が出されるのを嫌がったからです。後輩には、あの試合をした事どころか、あの試合後1、2年は確かに在籍していたにも拘らず、自分が大道塾にいた事すら言わせなかったほどです(※2)。
後世に第3者が大道塾、空道の事を書くことがあれば、その人の見方で物語は進むでしょうが、私の本を下敷きにしてストーリーが展開している以上、賛否両論あるにしても、私の目で見た、感じた表現、展開になる事は避けがたい事です (※3)。それと、一旦、辞めた人の名前を出すというのは、功罪半ば(賛否両論、一長一短・・・)する場合が多く、この場合のように本人の意思もあるものは単純ですが、いろいろ事情があるにせよ、辞めて行ったという事は大概は大道塾、空道にシンパシイを感じなくなったからで、私は昔から色んな事を言われて“ 不感症”になってるかもしれないので構わないのですが(笑)、残って頑張ってる人間にしてみれば「何で今さら」とか「名前も聞きたくない」、「塾長は何を考えてるんだ」という場合も多々あり、又、その逆で「もう辞めたんだから勝手に人の名前を使わないで欲しい」等という言う事もあり、取り上げ方は本当に難しいものです・・・。(掲載日2013.4.13)

※(文全体に対して):私は一途に強くなる事だけを考えていた当時の彼の不器用さが嫌いではないから、彼も私に憎まれていたとは“絶対に”思ってなかったはずです(「先生はなぜあいつにあんな好き勝手な真似をさせるんですか!!」とすら言われた位だから)。しかし表現しにくいのですが、また、傍目にはそう見えてるのに、こんな事を言うのは「冷たい」と言われるかもしれませんが、彼が「大道塾の為に命を賭けて戦った」と言うのはチョッと違うでしょう。彼は私が「どうしてもしたいというなら、最後はお前の人生だから俺に止める権利はないが(しかし、負ければ大道塾がどうのこうの言われるんだから)、どうせやるならもっと寝技を向上させてからやれ!」と私が止めるのも構わず、自分の考えを通して戦ったのです(後日その理由の一端、終末思想、が関係していると解りましたが)。しかし、結果的に「武道の世界でしか知られなかった“大道塾”と言う名前を、“一時的に”有名にしたではないか」という見方もあるでしょうが、創設者としての私には、大道塾、空道を世の中に出すための、正攻法での図面を描いていたのも確かです。

※1:大体ウチほどタブーの少ない、逆に言うと、帰属意識の薄い?団体はないでしょう。組織者としては泣(統制しにくい)&笑(みんな言いたい事を言って明るい)ですが・・。だからウチの宴会は面白いのでしょう(泣笑)。

※2:単純に自分のプライドが傷ついたのかもしれないし、暴走気味に走って団体に迷惑を掛けた、と思っていたからなのかも知れないし・・・。

※3:私はこの漫画を正直“紙爆弾”にしたいのも一部ありますが、それ以上に(なるべく関係した人の名誉を傷付けない範囲で、ですが)大道塾、空道の真実の姿を記録したいと思ってますから安易な“キレイゴト”や、逆に“ボロカクシ”をする気はありません。

※4:彼のファンと言うか偶像視していた人々から「彼をあの試合に出して欲しい」と言われ、彼が「どうしても出たい」と言って来た時から(今でもですが)、基本的に私は「あんな試合を公衆の面前で(しかもこれから情操を作る子供も見てる前で!)するものではない」と思ってる。第一、未開の種族じゃあるまいし、あんな体中に入れ墨をして・・・「身体髪膚これを親に受く。敢えて毀傷(きしょう=損ない傷付けること)せざるは“孝(親孝行)”の初めなり(※5)」じゃないのか?俺は古いのか?
※5:「身体髪膚、これを父母に受く、あえて毀傷せざるは孝の始め也」「身を立て道を行い、名を後世に挙げ、以て父母を顕すは孝の終り也」(孔子)

インデックス > 連載漫画の感想に対する回答(10)

本サイトに掲載の記事・写真等の無断転載を禁止します。
Copyright(C) KUDO ALL JAPAN FEDERETION DAIDOJUKU. all rights reserved.

close