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九州大会 大会報告

更新日 2015.9.17

九州大会 大会報告

筑紫野支部 松尾剛

九州大会無事終了しました。ジュニア 今回、U8・9では初出場者が多くレベル的にはそう高くはありませんでしたが、今回出場していない去年今年入門したU8・9の子供が多数いるので来年以降の出場者が増えるのではないかと期待しています。U11・13・16は前回とあまり変わらないメンバーでの試合したが、U11の鶴田響輝、U13村上信哉、U13鶴田陸、U16村上颯太はレベルが高く好試合でした、特に鶴田陸、大城吉平、村上颯太は中学に上がり柔道部に所属している為、組んでからの展開が去年より格段に向上していました、3名とも朝倉支部なのですが、朝倉地区の中学校は部活数が少なく必然的に入部しているようです。このままU18まで続いてくれれば大いに期待できると思います。一般 無差別予選 軽量の枠では、やはり中村要四郎が危なげなく2勝、堀江は健闘したのですが手数・結局性に欠け敗退しました。重量の枠では、中四国のブライアン・アダムが健闘したのですが、数か月前に骨折をしていた箇所を1回戦で痛めてしまい棄権しました。大分道場の松永は、今回動きが良かったと思います、会う度にレベルアップしているのではないかと思います。品川支部の清水は、1回戦は動きが悪く手数も少なかったのですが、2回戦延長からエンジンが掛かった感があります。

決勝は、清水が普通に打撃で勝負すれば、そんなに手こずらなかったんじゃないかと思いますが、試合開始早々、軽量級と思ったから強引だったのか、中村相手に非常に苦しい姿勢からタックルを仕掛け、頭をキャッチされフロントチョークで一本負けを喫してしまいました。優勝した中村は、急に試合出場が決った為に、気負いがなく肩の力が抜けリラックスして戦ったのが良かったのではないかと思います。それにしても北斗旗での度々の優勝経験のある清水和磨選手ですが、42歳の現在も全く若手と遜色ない戦いを示してくれ「年齢を重ねても実戦が出来る=生涯武道」という空道の理念を表現してくれたものと考えると、素晴らしいものでした。

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大会全体を振り返ると、今迄、東京―九州間の距離などが原因でしょうが、ジュニアから全国大会出場を希望する者は殆どいなかったのですが、昨年の「第1回世界ジュニア選手権」の影響か、今大会は約10人もの「全国大会出場希望者」が出て来ました!!ただ、今回一般部及び無差別予選の選手が少ないのは残念でした。息の長いベテラン選手が多かったため「生涯武道」という理念からはよかったのですが、ベテランを乗り越える若手を成長させられなかったのが原因かと思います。とは言え、どうにか中学生が増えたり、今年やっと三人(男1人・女2人)がジュニアから高校生まで続けており、今後試合出場を希望しています。

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また、九州南部が空道の空白地帯になってましたが、本部から「近々、鹿児島に新しい拠点ができる」との朗報が入り、一同喜んでいる所です。もどかしいですが少しづつ前進はしていると思います。

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最後に、試合終了後の会場で、支部長・責任者ミーティングをし選手育成、全国大会への旅費などの事を話し、全国大会出場者には九州黒帯会費から旅費の一部を援助する事を通達致しました。 今後も九州の空道大道塾発展に努力精進致します。

筑紫野支部 松尾剛

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更新日 2015.9.17

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