11月30日
いよいよ試合当日。
ホテルから大会会場までバスで移動。2時間ほど掛かりました。
会場は私の印象では今年の北斗旗無差別が行われる代々木の体育館位の規模でした。リングと畳の二面があり畳の方は高さがリングと同じになるように一段上げられているのですが、エスケープゾーンがなく場外際がすぐ段差になっており縺れた(もつれた)場合危険になるのでは?と思いました。
会場に着いてすぐ入場の仕方の説明がありました。一通り終わり次いで審判をする方用の説明がされておりましたが、途中で一人控え室へ戻りウォーミングアップを始めました。同じ控え室の他の選手がなかなか戻ってこないな〜と思っていたら審判説明の後に行われていた開会式をそのまま見ていたようです。
アップも大体済んだので会場に戻ってみると観客席はすでにお客さんでいっぱいになっており、ロシアの国旗を振っている方がたくさんいました。
スクリーンでは今日行われる競技の映像が順番にながされており、空道の映像では塾長が映っておられました。
私は10試合目なので、それまで観戦したり渡辺支部長とマススパーをしたりしました。
マスの際はビコワ選手陣営に見られないように気を付けていたのですが、最後の最後で見られてしまい、作戦変更なのか何やら打ち合わせをしているようでした。
いよいよ10試合目で先にビコワ選手が入場。すごい声援です。続いて私も入場。
壇上に上がるとビコワ選手は観客にアピール。ロシアコールが起こっていました。さすがに慣れているなぁという感じでした。
試合開始。(渡辺支部長は主審)
ビコワ選手いきなりサウスポーで構え、距離をとってくる(事前に私が柔道をやっていると知っていたので寝技を警戒されたのか・・。)
当然突っ込んで来るものと思っていたので驚きました。
ローを蹴られるとさすがに強烈です。踏み込んできての左フックの初動が速くカウンターが合わせられず、最初の一発をもらうせいで一瞬動きが止まってしまい、そこからパンチの連打〜組んでの膝がきました。私は帯を持って場外に押し出すのが精一杯。
そうこうしている内に「効果1」をとられてしまいました。
ビコワ選手は一息ついた模様。またも距離をとって来るのでそれを私が追っかけるような展開に。ビコワ選手が左フックにきた時に頭を振りかぶってストレートを合わせようとすると頭が下がったところに左ハイ。そう来ると読まれていてのか・・、ビコワ選手目もいいです。私が蹴りを出しても見切られてしまいます。そしてまた「効果1」をとられてしまいました。う〜ん、どう攻めたらいいのか・・。あっという間に1分半経過。
試合は自動延長な為、効果を2つとられておりますが延長戦へ。
延長に入ると攻め疲れからか、少しずつビコワ選手の勢い、手数が減ってきたように思えましたが、まだ攻撃の出だしが捉えきれずパンチ連打〜左ハイでダウンはしませんでしたが、有効をとられてしまいます。この時、私が前に前に出続けるのに対してビコワ選手は下がりながらパンチから蹴りにつなげてきたので、蹴りの後にビコワ選手尻餅をついていました。場所が場外際だった為、渡辺支部長は選手が落ちないように身を挺して守り自分が落っこちてしまいました。ビコワ選手はビックリしたように私を見ているし渡辺支部長は落ちてしまうし・・。アレっという感じでした。
そこから、ビコワ選手はスタミナが切れだしたのか私でもローがカットでき右フック(なぜかビコワ選手は途中から元のオーソドックスにチェンジ)も見切れるようになりました。
それで次に向こうが攻撃に来た際に左ストレートのカウンターが合い、組んでの頭突きが当たるとビコワ選手は組んでいたのにいきなり力を抜いて背中を向けるように動きが止まります。つい戦意喪失の相手に攻撃を加えてはいけないという甘い考えが出てしまい結局ノーポイントでした。もう残り時間もわずか、ここまでポイント差があると寝技で一本取るしかないと投げにいきますが、さすがビコワ選手、投げる事ができません。そこで試合終了。
日本女子の代表として行かせて頂いたのに、大差で負けてしまいました。
本当に申し訳ありません。
今回、ビコワ選手と戦ってみて分かった事は、
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・ ビコワ選手は瞬発系の選手であること。
・ ディフェンスのレベルを上げなければいけないという事。
・ もしかして寝技が苦手なのか?ということ。
・ 現時点でのビコワ選手の投げはパワーだけで投げようとする事。
・ 当たり前ですが、試合において甘い考えは持ってはいけないこと。
これらをもとに今後精進していきたいと思います。押忍。 |