2007北海道地区合宿レポート

飛永耕治(帯広支部)

北海道の帯広支部、支部長の飛永耕治です。大道塾北海道地区の夏期合宿の報告をいたします。今年から一泊となり少し物足りなさを感じるのかな?という気持ちもありましたが終わって見ればかなり充実した合宿になりました。

個人的な意見を言わせて頂けば、内弟子出身のせいかあの『・・・朝から晩まで稽古して飯を腹いっぱい食って空き時間はひたすら寝て・・・』と、一般の日常生活とはかけ離れた環境が少々懐かしく思われましたが、あの時と変わらず夜の宴会での東先生のお話はかなり楽しく、地方の塾生達にとっては色々な意味で新鮮でモチベーションを上げる事が出来たと思います。

今年の合宿の宿は去年同様塾生からの評判が上々だった新得温泉ホテルにお願いしました。新得町はスポーツの奨励を積極的に行っており、特にランニングコースはすばらしく、コース自体を芝生で盛り上げる事により膝への負担を軽減させるなど、全国的にも有名で、大学や実業団などが長期で合宿に来ています。早朝のマラソン大会が苦手な塾生も積極的に参加出来たのでは・・・?

合宿参加人数も一泊二日に短縮された事で大変参加しやすくなり、去年よりも増えました。稽古自体も日頃一緒に練習出来ない他支部の人間と稽古が出来たり、全日本クラスの選手に直接指導してもらうなど刺激も多く、一年に一度くらいはこの様な皆の連帯感を高める行事があるのは価値のある事だと思います。

合宿と言うものを通じて得られるものは計り知れないと感じます。闘う技術だけではありません、私達日本人が忘れつつある『人と人との結び付き』の重要性を感じ、短期間とはいえ寝食を共にし一緒に汗を流す事によって、日頃全く違う環境で生活している他人同士の間に共有出来る意見が生まれたりします。塾生に感想をたずねると皆、一様に「楽しかった!」との事でした。

諸都合により参加出来なかった塾生達からも今度は是非参加したいと言う希望が多かったです。『合宿=疲れる・激しい』などと言った感覚は既になく、今までとは少し違った感覚のさらに有意義なものとなりました。

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