塾長講演会に参加し

佐藤繁樹(東北本部)

1月10日に塾長が母校気仙沼市立鹿折中学校で講演会及び演武会を開催するにあたり、菅原登米支部長他数名とご一緒に参加させていただきましたので報告します。

参加者(11名
塾長、事務局長、菅原登米支部長、長田仙台西支部長、五十嵐三沢支部長、瀧田一関・水沢・気仙沼支部長、コノネンコ東北本部師範代、岩木新潟支部師範代藤松総本部指導員、上野気仙沼支部生、佐藤

演武

会場となる鹿折中学校には同校の生徒はもちろん、近隣の小学校の生徒及び一般観覧者合わせて500名程度が詰め掛けました。同校の校長先生によるとこのような著名人による母校での講演会でこれだけの人が集まるのはかなり異例とのことでした。それだけ故郷での塾長への関心の高さが現れているように感じました。
塾長の講演に先立ち演武を行いました。塾長の号令で基本稽古、移動稽古、各場面ごと(打撃、投げ、寝技)での技の実演、ミット、スパーリングそして試し割りです。 技の実演では実際に大人同士が組手を行う場面を見たことがない観客はその迫力に圧倒された様子でしたし、また柔道等の経験者も来場されていましたが普段見たことのない技に感心している様子でした。また、ミットとスパーリングではミットを蹴る音や人を実際に攻撃する音が会場全体に響き渡ると大きなどよめきが起こりました。そして試し割りでは自分の四方割りに始まり塾長の氷柱6段割りまで8種目行い、その一つ一つに驚きと感心が悲鳴にも似た声となって現れていました。

続いて塾長が道着のまま壇上で講演を行いました。講演は「自分の夢をみつけよう」と題して行われ、「人生を生きていく上では必ずいくつもの困難に遭遇する。しかしその時に自分はこうなりたいという夢を常に忘れないことが大切である。失敗してもまたやり直せばいい。何事にも真っ向勝負でチャレンジすることが大事。」といったお話をご自身の少年期の思い出等を交えながらお話されました。

講演も無事終了し、閉会を待っていると校長先生から「これから東塾長が「仰げば尊し」を唄われます!」とのアナウンスが!塾長もびっくりされているようでしたが、既に観客には歌詞カードが配られステージ袖にはグランドピアノが準備されていました。
塾長は「しょうがないなぁ。」といった顔をされながらも(内心はノリノリだったと自分は思います。)マイクを片手に壇上に上がり、ピアノを伴奏にしっかりと3番までフルコーラスで唄われました。そのほか鹿折小学校と鹿折中学校の校歌も唄われました。後で聞いたところ、塾長は「仰げば〜」をカラオケで唄い高得点を出され、その記録はいまだ破られていないとのことでした。

塾長のご実家!

講演終了後、全員で塾長のご実家に招かれました。大変なところに招かれた喜びのあまり玄関前でしばらく記念撮影を行った後、食事(超ドデカマツタケのお吸い物と激ウマお赤飯etc.をいただきました。これはお世辞抜き本当においしかったです。ご親族の方々ごちそうさまでした。

今回の催しを通して気仙沼市での空道の知名度は前よりも一段と上がったと思います。今後このような活動等を各地で行い国内での空道の普及そして選手層の底辺拡大を図り、来るべき4年後の第三回世界大会までに海外選手に対抗できる人材を育成することも我々支部長、師範代に必要な任務のひとつであると感じました。

最後に今回このような催しに参加させていただき、微力ではありましたが自分が空道普及の一端を担えたこと、また塾長の故郷であり私にとっても故郷である気仙沼で空道を披露できたことを嬉しく思います。また、末筆となりましたがこのような場を提供してくださった鹿折中学校校長はじめ関係者の皆様、並びに大変お世話になりました塾長、事務局長をはじめ、塾長のご親族及び関係者の皆様に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。押忍

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